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【WOTB WiKi】戦車いろいろランキング ⑨ 視界範囲

time 2020/02/15

【WOTB WiKi】戦車いろいろランキング ⑨ 視界範囲

【WOTB WiKi】戦車いろいろランキング ⑨ 視界範囲

1位:M48A1Patton

Tier 10 アメリカ 中戦車 M48A1 Patton(パットン)

M48P.jpg

良好な機動性に加えて平均的な火力を持つ扱いやすい戦車。ただし防御は前身よりちょっと向上したくらいで、比較的薄い。
v3.1アップデートにて各種性能が変更、キューポラは大型の機銃付きM1から、イスラエルで開発された小型のウルダン仕様に改められた。v3.6にて砲の貫通力がnerfされた。

解説

アメリカのTier10中戦車。それまでのPershing系統を流用してきたM46/M47 Pattonと打って変わり、比較的大型の車体、砲塔を備えている。そのため隠蔽率、主砲精度や弱点に決定的な変化があるので運用方法を少し変える必要がある。

火力

105 mm Gun M68
本砲はイギリスのL7系統のライセンス生産型であり、Leopard 1の砲と性能は大差なく、高精度高単発火力が魅力的。連射速度もそれなりに速いためダメージを与えることに不満はないだろう。M46から俯角が1° 減っているが、それでも十分良好と言えるだろう。

防御力

巨体とT110シリーズを連想させる車体形状から防御力が高いと思われがちだが、実は薄い。ただし砲塔は比較的硬く、通常弾相手なら防盾脇以外は抜かれにくい。キューポラの小型化により目立った弱点がなくなり、それなりに信用できるようになった。しかし、巨体ゆえに隠蔽率も最悪で下手に動かずともすぐに見つかり、集中砲火を受けてしまう。平地では特に注意しよう。

機動力

出力重量比17.0。M46 Pattonから最高速度の変化は無いが、エンジン出力はほぼ据え置きで重量が増加した為に挙動が少し重くなっている。とは言え、(他の Tier10 MT 同様)優秀な履帯性能のおかげで、車体の取り回しに関して不満を感じる事は少ないだろう。
旋回性能の高い砲塔と履帯、戦車砲の自由度の高さで機動戦や地形への適応力も引き継ぎ、アメリカ中戦車で培ってきたノウハウを活用することができる。

視界

M46から向上し270mに達した視認範囲を活用した運用で、カタログスペックでは測れない戦闘力を発揮する余地も残されている。
反面、隠蔽率はM46 Pattonより大幅に低下しており、此方の被発見率も高まっているため、一層慎重な運用が求められる。

総評

装甲詐欺など生ぬるいと言えるほど、装甲厚は不十分である。しかし本車は優秀な砲、そしてトップの視界範囲に恵まれている。序盤は視界取りに徹し、中盤以降は味方と共に砲撃を加えて支援に徹しよう。Leopard 1と同じくヘイトが高いため、同格からは頻繁に狙われる。うまく誘い出して袋叩きにするのも手だ。使い手の技量が試される戦車であり、玄人向けといえよう。


特徴

長所

  • ゲーム内最高の視認範囲
  • 前身より大幅に良くなった精度
  • 通常弾がAPCRで高貫通・弾速が速い
  • 砲塔が硬くなった
  • 履帯(サスペンション)の性能が向上した為大柄な見た目ながらきびきび動く

短所

  • 隠蔽率がTier10MT中最低クラス
  • 砲俯角が1°劣化した(M46で利用できたポジションが一部使えない)
  • 薄い車体
  • 防楯脇が薄い
  • 広い投影面積
  • 低めの最高速度

歴史背景

Patton48A.jpg
↑スウェーデンで展示されているM48 Patton

M47の欠陥とT48新型戦車の開発

M47戦車が就役した1952年に、アメリカ陸軍は早くもM47の後継車両の開発を決定した。M47は、第二次世界大戦後のアメリカ軍、ひいてはM4 シャーマン中戦車に代わり西側諸国の主力戦車となるべく開発中であったT42中戦車を、朝鮮戦争の勃発に伴い、急遽M46パットンの車体にT42の砲塔を搭載する形で完成させたもので、様々な欠陥を抱えていた為である。
例えば、M47は世界で初めて実用型の砲連動ステレオ基線長式測遠機を装備したが、M47に搭載されたM12ステレオ式測遠機は装備された位置の都合で発砲の衝撃により誤差が生じてしまい、一射撃ごとに照準を修正し直さなければならずそのせいで次弾の発射に時間が掛かるという問題点があった。

Patton47.jpg
↑欠陥の多かったM47 Patton

そこでこの欠陥を改善するためアメリカ陸軍兵器局は1950年12月、M47の後継となる90mm砲搭載戦車T48の開発をクライスラー社に発注した。
ただしこの発注には、朝鮮戦争への投入を目指して1952年4月までにT48戦車の部隊への配備を開始するという付帯条件が付けられていた。
T48はクライスラー社ニューアーク戦車工場で順調に試作が進行し、早くも1951年3月にはクライスラー、ジェネラル・モータース、フォードの3社とアメリカ陸軍の間で生産に関わる契約が締結された。

クライスラー社ニューアーク戦車工場で完成したT48戦車の試作第1号車は、M47戦車と同様の砲塔に新型のステレオ式測遠機T46E1を装備しただけでなく、主砲の俯仰角を自動的に算定可能なT30弾道計算機も備えており、さらにパルシング・リレイ式の砲塔制御システムも搭載されていた。
なおT48戦車では発砲時の衝撃の影響をできるだけ受け難くするため、M47と違ってT46E1ステレオ式測遠機は砲塔の中央部に設置されていた。

パワーパックはコンティネンタル社製のAV-1790-5B V型12気筒空冷ガソリン・エンジン(出力810hp)と、アリソン社製のCD-850-4クロスドライブ式自動変速機(前進2段/後進1段)を組み合わせて搭載していた。
操縦装置も大きく改善され、アメリカ陸軍の制式戦車としては初めて操向レバー式に代えてハンドル式操縦装置が導入された。

足周りは片側6個の複列式転輪と片側5個の上部支持輪で構成されており、サスペンションはトーションバー式であった。
なおM46戦車とM47戦車にあった、履帯のテンションを調整するために第6転輪と起動輪の間に設けられていた支持輪は廃止されている。

T48戦車に続いて製作された2番目の試作車がT48E1戦車で、これはT48の車体に新設計の亀甲型砲塔を搭載したものであった。
測遠機はT48戦車と同じT46E1だったが主砲の90mm戦車砲は単肉砲身のT139(後にM41として制式化)で、-9~+19度の範囲で俯仰する外部防盾式のT148砲架に架装されていた。

なおこの砲架には同軸機関銃の7.62mm機関銃M1919A4E1と、砲側照準用のT156望遠照準眼鏡も併せて装着されていた。
車長用ハッチは砲塔上面右側にあり、12.7mm重機関銃M2を架装できる対空銃架が装着されていた。
砲塔上面左側には、半月形をした後ろ開き式の装填手用ハッチとヴェンチレイターが設けられていた。
また砲塔後部には、車外装備品を収納するためのバスケットが取り付けられていた。

続いてT48戦車とT48E1戦車で得た経験を活かして製作されたのが、3番目の試作車となるT48E2戦車であった。
このT48E2戦車の最大の特徴は、車体に大規模な改修が施されたことである。
車体前部下面には船舶の船首のような丸みが付けられ、車体底部も船底に似た丸みを持つ形となった。
これは、地雷に対する抗堪性を向上させるために採用された方法であった。

また車体形状の変更に合わせて操縦手席が車体前部中央に配され、それに伴ってM46、M47戦車に装備されていた車体機関銃は廃止となり車体機関銃手兼副操縦手も廃止された。
一方機関系ではオーバーヒート対策として機関室上面に改良が加えられ、その中央部には排気マフラーが装着された。

このような特徴を持ったT48E2戦車は、アバディーン陸軍車両試験場での各種試験において制式化するに相応しい成績を上げた。
そこで1953年5月に試験が終了すると同時にT48E2戦車は「90mm砲戦車M48(90mm Gun Tank M48)」として制式化され、「ジェネラル・パットンIII」の愛称も与えられた。
但し、開発が完了するまでに軍が求めた期限を12か月も超過しており、同年7月に休戦した朝鮮戦争への部隊配備は間に合わなかった。

M48の配備

M48は1952年から1959年にかけて12,000輌が製造された。
初期型はガソリンエンジンを搭載していたが、航続距離が短い上に直撃弾を喰らうとすぐに引火した。
加えて敵弾が砲塔を貫通して砲塔旋回用の油圧系を切断した際に駆動油が乗員区画内部に勢い良く流出し、その油の発火点が摂氏148.9度(華氏300度)程度と非常に低かったために乗員区画で火災を発生させることが多く、ダメージコントロールにおいて重大な問題を抱えていた。
このため1974年の第四次中東戦争において、イスラエル国防軍(IDF)の使用した車輌が被弾した乗員区画内に火災を発生させて乗員に死傷者を出したり車輌が焼損したりして大問題となった。
なお、後継のM60戦車も同様の問題を起こしたため、イスラエルはマガフに改修する際にエンジンをディーゼルエンジンに換装すると共に駆動油を発火点の高い難燃性のものに交換したりした。
なおこの事から、IDF兵士の間では後述の「マガフ(Magach)」がヘブライ語で「焼死体運搬車(Movil Gviyot Charukhot)」の略だとするジョークが囁かれた。

1970年代中ごろにはM48戦車はM60戦車への更新が進められ、前線部隊の装備から外されて予備役部隊や州兵に移管されていた。
アメリカ軍はこれらのM48戦車の主砲をM60戦車と同じM68 105mm砲に換装すると共にエンジンやトランスミッションをM60戦車と同一のものに換装し、M60戦車並みの戦闘能力を持ったM48A5として制式化した。
1990年代中ごろにM48戦車はアメリカ軍から完全に退役したものの、各国で現在も多数が使用されている。

Patton60.jpg
↑後継のM60戦車。車体形状で判別可

各型及び派生型

  • M48
    シリーズ最初の生産型であり、1953年5月に「90mm砲戦車M48」として制式化された。
    武装は主砲の48口径90mm戦車砲M41と、同軸機関銃の7.62mm機関銃M1919A4E1がT148砲架に架装されて砲塔前部に、また対地・対空兼用の12.7mm重機関銃M2が砲塔上面の車長用ハッチに装備されており、後者は車内からリモート・コントロールによる操作が可能となっていた。
  • M48A1
    M48戦車シリーズ最初の改修型で、1954年に制式化された。
    主砲の砲身先端には従来の円筒形砲口制退機に代えてT字形爆風変向機が装着され、車長用ハッチはキューポラ型車長用銃塔M1に変更されている。
    車体上面前部の操縦手用ハッチも、出入りの際の便を考慮してM48戦車より大型の片開き式に改められた。
  • M48A2
    1955年11月に制式化された形式。
    SU型燃料自動噴射装置を装着したAVI-1790-8 V型12気筒空冷ガソリン・エンジンとCD-850-5クロスドライブ式自動変速機を組み合わせたパワーパックを搭載しており、機関室上面は一段盛り上がったプレート状のグリルに変更されている。
    またM47戦車以来用いられていたパルシング・リレイ式の砲塔制御システムに代えて、キャディラック・ゲージ社製の油圧式砲塔制御システムが装備された。
    足周りでは2番目と4番目の上部支持輪と履帯のテンションを調整するための支持輪が廃止されたが、上陸作戦時、履帯に無理な力が掛かる可能性が高い砂浜を走行する海兵隊向けの車両だけは、履帯の脱落をできるだけ防ごうという目的で上部支持輪が片側5個のままとされた。
  • M48A3
    1963年9月に制式化された型式。
    AVDS-1790-2A V型12気筒空冷ディーゼル・エンジンとCD-850-4Bクロスドライブ式自動変速機を組み合わせたパワーパックを搭載し、スケールがメートル法で表示された単眼合致式測遠機M17B1Cとカディラック・ゲイジ社製の油圧式砲塔制御システムが装備されていた。
    2,000両ものM48A1戦車がM48A3に改修された。
  • M48A5
    M48戦車シリーズの最終型式。新造はされず、全て既存のM48A1、A2、A3を改修して製造された。
    主砲が従来の90mm戦車砲M41からM60戦車と同じ105mm戦車砲M68に換装された他、同軸機銃が7.62mm機関銃M60E2に変更された。
    エンジンは、M48A3から改修されたM48A5には従来のAVDS-1790-2Aディーゼル・エンジンがそのまま残されたが、M48A1、A2から改修されたM48A5はAVDS-1790-2Dエンジンに換装された。
  • M48A5PI
    従来装備されていたM1、M19キューポラ型車長用銃塔を、イスラエルで開発され、アメリカのスティール・ファウンドリーズ社でライセンス生産された低姿勢型車長用キューポラ(所謂ウルダン・キューポラ)に換装した型。
Patton48C.jpg
↑ノルウェー陸軍のM48A5

イスラエル

イスラエルは他国からの鹵獲や購入により、相当な数のM48を保有していた。イスラエル国防軍によって運用される戦車は現地の運用思想に合わせて大胆な改修が行われることで知られているが、M48も例外ではなく順次様々な改修が行われ、最終的にマガフ(Magach)戦車として仕様が統一された。

  • Magach 3
    M48A1、A2、A3の改修型。主砲をイギリス製L7 105mm戦車砲に、動力系をコンチネンタル AVDS-1790-2A ディーゼルエンジンとアリソン CD-850-6変速機に換装し、ウルダン社製キューポラを装備している。このウルダン・キューポラにはハッチをわずかに持ち上げて車長の頭部を保護したまま周囲を目視できる機構が組み込まれていた。
    後にブレーザー ERAを追加した車輌もある。
  • Magach 5
    M48A5、もしくは既存のMagach 3からの改修型。Magach 3とほぼ同じだが、動力系がAVDS-1790-2D エンジンとCD-850-6A変速機に変更されている。
  • Pereh(ペレフ)
    Magach 5の改造車輌で、砲塔後半部に12発のスパイク-NLOS対戦車ミサイル発射機を搭載している。砲塔後半の上部にはスパイクの誘導用アンテナ類が畳まれた上体で収納され、使用時には展開される。砲塔前半部にはダミーの砲身が装備され、くさび形のERAあるいは複合装甲ブロックが装着されており、ドイツ連邦軍のLeopard 2A5のようなシルエットとなっている。
Pereh.jpg
↑Perehミサイル運搬車

M48は上記のアメリカ、イスラエルの他にもスペイン、ヨルダン、韓国、台湾、トルコ、西ドイツ等世界各地で様々な改修が行われ使用された。
現在はアメリカのアバディーン戦車博物館やイギリスのボービントン戦車博物館などで展示されている実車を見ることが出来る。

1位:M60

Tier 10 アメリカ 中戦車 M60

M60.JPG
標準で迷彩が施されている(変更不可)

アメリカのTier10プレミアム中戦車。
形状はM60シリーズの初期型にあたる。

一般販売はされておらず、イベント等で極少数配布される形となっている。アジアサーバーでは現時点で約400人しか所持していないレア戦車であったが、2018年にスーパーゲームとオークションにて販売され、所有者も増加した。

v.3.7で主砲貫徹力が弱体化された。

解説

装甲

ベースとなっているM48A1Pattonとほぼ変わらないが、車体については、正面、背面が若干薄くなっている。車体正面上部はの傾斜がキツイものの200ミリ前後しかない為、宛にならない。

砲塔の装甲はM48A1と同じで、防盾が頼りになる。(砲塔前面の箱のような大きな白色光/赤外線サーチライトが目立つが、当たり判定は無い)

主砲

搭載されている105mm Gun M68もM48A1Pattonと同じ砲であるが、こちらは俯角が-10°でM48A1より-1°向上している。
ただし、後ろを向くとエンジンブロックのせいで強制仰角を取らされてしまい、俯角を取る事が出来なくなる。

また、発射速度がM48A1より若干早いためDPMも向上している。拡張パーツや常備品等で補えば装填時間は6秒ほどにまで縮まり、ゴリ押しもある程度効く。

なお、アップデート3.6でのM48A1を含めたTier10MTの最終砲の貫徹力nerfは逃れたが、結局本車も3.7で貫徹力がnerfされた。

機動性

重量はM48A1Pattonとほぼ同じなのに対してエンジンの馬力が下がっているが、最高速度は同じであり、M48A1から大きく劣るものではない。

車体および砲塔の旋回性能については、M48A1に比べ若干向上している。

総評

数値上では、M48A1Pattonに対してDPMがやや高く、旋回性能と俯角は若干向上、車体装甲厚と出力重量比が若干低下、という車両である。

とはいえ、どれも誤差の範囲で、M48A1と比べた場合、攻撃面では本車両がやや優位、その他総合的な性能はほとんど変わらないものと考えてよいだろう。


特徴

長所

  • ルックスが現代的
  • ゲーム内最高の視認範囲
  • 俯角が-10°取れ砲塔もそこそこ硬くハルダウン向き
  • 砲精度が良く通常弾がAPCRで弾速も速い

短所

  • 隠蔽性はTier10MT中最低クラス
  • 広い投影面積
  • 低めの最高速度
  • 後ろを向くと俯角が取れない
  • 珍しい車両故の高めのヘイト

その他

アップデート3.6で修正され、修理代は9880クレジットと一般的な数値となった。


歴史背景

M60はM46パットンからスタートしたパットンシリーズの最終モデルであり、前作のM48パットンの機動力と火力に改良を加えたモデルである。ソビエト連邦のT-54/55に脅威を覚えたアメリカ陸軍が1956年に開発を開始した。
それまで、出力重量比が良い事や構造が簡易な事から戦車用にガソリンエンジンを採用して来たアメリカ軍も、本車に至り被弾時の安全性や燃費の良さから最初からディーゼルエンジンを採用し、主砲も90 mm 砲からイギリス製105 mm 戦車砲L7A1に換装し攻撃力を格段に向上させた。
数々の改良点はあるもののM48との根本的な差異はなく、総合的にはM48の改良型である。本来はソ連のT-55に対抗しうる本格的な次期主力戦車が登場するまでのストップギャップであり、短期間で引退する予定であったが、肝心のMBT-70計画の頓挫により長期に渡って使用される事となり、各型の合計生産台数は約2万輌を数え、アメリカ軍のみならず西側諸国の標準的主力戦車となった。
アメリカ軍では1991年の湾岸戦争まで使用され、その後も現在に至るまで各国で改良を重ねられて運用されている傑作戦車であることは間違いないが、旧式化も進行しているため、様々な近代化改修プランが各国のメーカーから提案されている。
愛称については、パットン(Patton)とは呼ばれるが、これは非公式であり、公式にはパットンシリーズともされていなかった。

1位:STB-1

Tier 10 日本 中戦車 STB-1 / 74式戦車第1次試作車第1案(試作特車B-1型)

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STB1_0.jpg
STB-1(伝統的迷彩:鋼の精神1).jpg
STB-1(伝統的迷彩:鋼の精神2).jpg

v2.4.0で追加された日本のTier10中戦車。
2019年現在も陸上自衛隊で運用されている74式の試作車両である。
74式は良好な仰俯角を得られる油気圧サスペンションが有名だが、本車では未実装。
本来の砲身の可動域は-6°/+9°だが、ゲーム内の仰俯角は油気圧サスペンションを考慮して水増しされた-10°/+13°となっている。
ちなみに、史実での油気圧サスペンション作動時の仰俯角は-12°/+15°である。

解説

避弾経始に優れた砲塔と同格中戦車トップクラスの俯角、そしてゲーム中最高の視界範囲が魅力。
特に砲塔装甲に関しては、俯角だけが頼りで弾くことが困難であったこれまでの日本戦車の流れを大きく覆しており、ハルダウンで活かすことによって前線維持も可能な程に優れている。
因みに同格通常車両中ではクレジット係数が最も高いものの、あくまでTier10戦車としての域を出ない点には注意。

装甲

  • 車体
    正面の数値はきつい傾斜込みの110mmと一見すれば避弾経始に優れているように見えるが、110mmの部分は下部装甲の接合面と先端部分のみであり、実際は上部下部共に80mmである。その上、上部の傾斜は中央を境に角度が違い、傾斜込みで上半分が260~280mm、下半分は160-180mm程度である。
    側面はアップデート6.2.0で75mmに向上し、大口径砲以外の榴弾であれば貫通する恐れは無くなった。
    正面から榴弾が貫通する可能性があったヘッドライト裏も80mmになり、こちらも大口径砲以外の榴弾が貫通する心配は無い。

  • 砲塔
    スペック上の数値は132mmと頼りなさそうに見えるが、避弾経始に優れた独特の形状で非常に跳弾を誘いやすい。
    特に砲塔上部は強制跳弾が起こりやすく、同格TDの課金弾でさえも跳弾し得ることがある。
    また、砲塔も車体と同様、アップデート6.2.0で防楯裏に100mmの装甲が追加されたため、元々高かった防御力は更なる信頼性を得た。
    但し、防楯脇とその下部は傾斜がゆるくなっているため、過度な頭出しは禁物である。
    それ以外では大きめのキューポラが最も顕著な弱点となるが、最大俯角の稜線ハルダウン状態ならほぼ砲塔に隠れて狙い難くなるため、それ程気にするべき弱点ではないだろう。

Type61が搭載する最終砲(105mmライフル砲)と同一だが、装填速度が向上している。
しかし、DPMはさほど高くないため、咄嗟の接近戦やゴリ押しには弱い一面があるのは変わっていない。
また、通常弾(APCR)の貫徹力が245mmと他国の同格MTの105mm砲と比べてやや低く、距離減衰も考慮すると中・遠距離の重装甲車両を相手に貫徹を狙う際は難儀することもある。
幸い精度と照準速度は平均的な数値であり、弱点を狙う際に不便を感じることは少ないだろう。

俯角はこれまで通り-10°と同格トップクラスの数値であり、低めの車高と堅牢な砲塔装甲も相まってハルダウンが非常に捗る。
但し、仰角は13°とTier8のSTA-1から進歩しておらず、依然として同格MT内でも最低の数値となってしまっている。
特に車高が前身と比べて大幅に低くなったことも考慮すると、相対的に高台に潜んでいる敵をこれまで以上に狙いづらくなってしまっているため、無視出来ない短所の一つである。

機動性

最高速度こそ53km/hと同格中戦車5位ではあるが、出力重量比は3位と優秀で加速は軽快。
旋回速度も申し分無く、長距離移動や咄嗟の陣地転換もスムーズにこなせるので、機動性に関して不満は無いと言えるだろう。

総評

本車両はハルダウンと偵察に向いた各種の特性から、ソ連中戦車とドイツ中戦車の中間に位置する性能の車両であると言える。
だが、そのハルダウンに適した性質という長所の裏返しとして、これまで以上に「平地での撃ち合いが苦手」という性質が強まっており、Tier10ともなればより強力な大口径砲の脅威に晒される機会も必然的に多くなるため、地形を活かしたより慎重な立ち回りもこれまで以上に求められることとなる。
また、性能面では他国中戦車程に突出した部分が無いため、「他国の中戦車より劣っている」か「バランスの整った良車両」になるかは乗り手の腕次第である。
優れた視界範囲を生かした索敵、恵まれた機動性を活かした陣地転換からの奇襲、そして近・中距離でのハルダウンで優秀な俯角と砲塔装甲を存分に発揮し、如何に味方を支援出来るかどうかが好戦績の肝となるだろう。


特徴

長所

  • ゲーム中、最高の視界範囲(270m)
  • 避弾経始に優れた砲塔装甲
  • 同格中、トップクラスの俯角(-10°)
  • 機動性も良好でストレスフリー
  • 近代的でスマートなフォルム
  • 前身から大幅に改善された隠蔽率(但し、Tier10MTとしては並程度)

短所

  • 強化されたがそれでもあまり頼れない車体装甲
  • 防楯脇は薄く、過度な頭出しは危険
  • 同格MT中、ワーストの仰角(13°)
  • 砲塔を背面に向けるとほとんど俯角が取れなくなる(-1°)
  • 通常弾(APCR)の貫徹力が245mmとやや低め

歴史背景

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試作型完成当時のSTB-1
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油気圧サスペンション移行中のSTB-1

STB-1は、61式戦車に次ぐ主力戦車として開発された74式戦車の試作案である。開発はお馴染み三菱重工業。
因みにWoT Blitz(及び本家WoT)に登場するのは試作第一案であるSTB-1だが、試作型はSTB-6までの6両存在し、そのうちSTB-2については半自動装填装置を装備していた。

●開発

61式戦車が制式化された1961年に、仮想敵であった旧ソ連では61式戦車の90mmライフル砲よりはるかに大口径の115mm滑腔砲を装備するT-62中戦車の生産が開始されていた。西側諸国でもM60戦車やレオパルト1戦車、AMX-30戦車などの105mmライフル砲を装備する戦後第2世代MBTが1960年代に相次いで登場したため、61式戦車は一気に旧式化してしまった感があった。

このため防衛庁や陸上自衛隊の機甲関係者から61式戦車に105mmライフル砲を装備して火力強化を図るべきであるという意見や、最初から105mmライフル砲を装備する新型MBTを開発すべきであるという意見が出されるようになり、61式戦車を改良するか新型MBTを開発するかを巡って論争が続けられた。
結局、内局の裁定で新型MBTを「STB」の名称で1965年から開発することが決定され、同年中に主要コンポーネントや実験車台「STT」の試作予算が承認された。

STBの開発は車体と砲塔を三菱重工業、主砲の105mmライフル砲を日本製鋼所、FCS(射撃統制装置)と通信機材を三菱電機、レーザー測遠機と暗視装置を日本電気、発煙弾発射装置を豊和工業が担当することになっていた。
1965年に防衛庁が提示したSTBの基本仕様は、以下のようなものであった。

・主砲は105mm加農砲を装備
・初弾撃破率を高めるため優秀なFCSを装備する
・主砲の発射速度を高めるため自動装填装置または装填補助装置を備える
・夜間射撃能力の付与のため暗視装置を備える
・航続距離は最小200km、可能なら増加燃料タンクを装備して300km超
・路上最大速度は50km/h以上

開発にあたって三菱重工の社員は世界中から情報収集を行い、特に西ドイツのLeopard 1から全体的な車輌レイアウト、ソ連のT-54から避弾経始を徹底した装甲配置や転輪、スウェーデンのStrv 103から優れたFCSと油気圧式サスペンションをそれぞれ参考にしている。
ただし、いずれの戦車も当時は機密の塊だった為、詳細なデータは得られず、三菱重工の社員たちによる試行錯誤があったとされる。
例えば前後動だけの簡易な油気圧式サスペンションを搭載していたのがStrv 103だが、74式の油気圧式サスペンションは左右が独立可動して上下動もできる等、ほぼ別物の性能であり、あくまで設計思想を参考にした程度なのが伺える。
ちなみにハイドロニューマチック(油気圧式)サスペンションに「油気圧式懸架装置」という日本語名を与えたのは、陸上自衛隊技術本部の宍戸陸佐という人物との事。

STBの実物大モックアップと試作車の製作に先立って、1966年に実験車台STTが製作されて走行試験が開始された。
STTの足周りはSTBの基本仕様に基づいた構造になっており、新開発の油気圧式サスペンションと片側5個の複列式大直径転輪を組み合わせた足周りとなっていた。

STTは1969年4月までに計5,500kmもの走行試験に供され、この試験で得られたデータを基にしてSTBの足周りの改良が行われた。
一方1968年3月にはSTBの実物大モックアップが完成し、続いて同年4月からSTBの第1次試作車2両(STB-1、STB-2)の製作が開始された。

STB-1は1969年6月に完成し、同年7~9月にかけて領収試験を行った後、同年10月~1970年9月にかけて富士、上富良野、日出生台等の演習場で耐寒、耐暑を含む各種技術試験が行われ、引き続き富士演習場で実用試験が実施された。
一方STB-2は1969年8月に完成し、主に富士演習場で技術試験、実用試験に供された。

第1次試作車による試験は1971年春まで続けられ、これに先立つ1970年4月にはSTBの第2次試作車4両(STB-3、STB-4、STB-5、STB-6)の製作が開始された。
STB-3は1971年8月、STB-4は同年9月、STB-5およびSTB-6は同年10月にそれぞれ完成し、技術試験および実用試験に供された。

これらの試験においてSTBは機関系等に多少のトラブルが発生したものの概ね良好な結果を示したため、1973年12月15日にSTBを陸上自衛隊の次期MBTとして採用することが正式決定され、続いて1974年9月5日に「74式戦車」として仮制式化が行われた。

1位:Typ61

Tier 9 日本 中戦車 Type 61 / 61式戦車

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陸上自衛隊の戦後第1世代主力戦車として1961年4月に制式採用され、2000年に全車が退役した。
往年の特撮作品を連想する人も多いであろう車両。

解説

日本のTier9中戦車。

主砲

主砲は90mm gun Type 61と105mm Rifled gunの二つが用意されている。

  • 90mm gun Type 61
    本車の初期砲であり、史実砲でもある(改良砲塔とこの砲で史実の姿となる)。
    口径90mmにもかかわらず高い貫通力を誇るが、単発火力・DPM共に最終砲に劣る。
    最終砲を差し置いて使う意義はない。
  • 105mm Rifled gun
    最終砲の105mm Rifled gunはお馴染みイギリスのL7系統。
    史実でも搭載する計画があったようだが、重量バランスの関係等でキャンセルされたらしい。
    中戦車としては貫徹力、単発火力に優れており、発射速度は低下するもののDPMも90mmより上。アップデートにより発射速度が上昇し、DPMが同ティアMT内トップに。
    俯角の広さを活かして一撃一撃をしっかりと貫通させていこう。
    精度は良好であり、中~遠距離砲撃には充分である。また、収束が次のSTB-1より速い。

装甲

冷戦以降に起きた戦車設計と国内輸送の観点を踏まえた装甲厚はまるで頼りにならない。キューポラは砲塔から高く伸びているため隠れきれない事もあり、明確な弱点となる。また、車体・砲塔共に全方向から大口径榴弾が貫通するので、敵戦車の砲口の向きには細心の注意を払うこと。
巨大なキューポラからなる車高の高さも難点で、隠蔽率がE 50と並んで同格MT中でも底辺ゆえに芋っても得することは何一つない。あるのは集中砲火を食らってのマッハ退場だけだ。
防楯は空間装甲扱いでHEAT弾を稀に弾いたり、その丸みを帯びた形状故にAP弾も稀に弾く。あくまで極稀に。
よって、基本的に装甲は頼りにならないので、自分の車高と相手からの射線には細心の注意を払うことが必要だ。

機動性

STA-1からエンジンに変わり映えがないものの、重量が軽くなったことにより機動力はやや向上。旋回速度も優秀である。但し、少し低めの最高速度が玉に瑕であり、相変わらずモッサリ気味な動き出しも相まって小回りはあまり利かず、NDKも得意ではない。当然、MT・LTの群れに攻められれば逃げるのは難しい。
砲性能や装甲から見ても近接戦闘は全く得意とは言えないので、敵と一定の距離を保つ為に機動力を使おう。

総論

軽装甲ゆえに被弾には注意を払えとは言ったが、芋るのは鉄拳制裁ごときでは済まされない。恵まれた火力と伝統の俯角を生かし、忍者のように敵戦車の即背面に回り込み、力士の如き打撃力を持つ主砲で叩き潰して名を上げよう!
…とは言っても突出して火力と機動面に優れている訳でもなく、射撃後の隙も大きい上に、装甲は無いに等しく、しかも車高は高くて見つかりやすいが為に敵からのヘイトも高めなので、稜線や遮蔽物をしっかりと活かした戦い方を心掛けよう。広めの視界を活かしてスポットしたり、常に前線の一歩手前で敵の隙をしっかりとついて援護すれば、能力を発揮できるだろう。


特徴

長所

  • tier9MTの中で1位のDPM
  • 最終砲の高めな単発火力
  • 広い俯角
  • Tier9随一且つ、ゲーム内最大の視界範囲(強化しておよそ313m)
  • 良好な旋回速度

短所

  • 車高が高く、隠蔽率もMT中最低クラス
  • 相変わらずの紙装甲
  • 相変わらず不足気味な加速力と最高速度
  • せっかくのDPMを活かしづらい車両特性
  • 開発先であるSTB-1の必要経験値が318,750と全戦車中、2位の多さ(ちなみに1位はObject268とWZ-113GFTの350,000)

この戦車の隠蔽率について

61式戦車の低隠蔽率にはワケがある。
それは…WOTの61式戦車は現実の61式戦車より大きく作られているからである
下の図を見てほしい、これは実装当時PC版WOTの公式フォーラムにて有志が検証した比較画像である
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つまりどういうことかというとモデル作成時に機銃を含んだ車高3.16mをキューポラまでの車高だと勘違いしたため0.21m実物より大きくなっている。このため61式戦車はtier9中戦車ワースト隠蔽率を手にすることとなったのである。

歴史背景

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61式戦車は第二次世界大戦後、初めて開発された国産戦車であり、戦後第1世代主力戦車に分類される。
当初の制式名称は61式中特車で、後に61式戦車と改称された。
開発・生産は三菱日本重工業(1964年から三菱重工業)が担当し、それまで供与されていたアメリカ製戦車との共用、もしくは置き換えにより全国の部隊に配備された。

1955年(昭和30年)に開発が開始され、1961年(昭和36年)4月に制式採用された。採用された西暦の下二桁の年をとり、61式戦車と命名された。
鉄道輸送を考慮して当時の国鉄貨車に搭載できるよう車体が小型化されており、主砲には「61式52口径90mmライフル砲」として制式化された90mm砲を装備している。
この主砲はT型マズルブレーキが外見上の特徴となっている。

なお開発に際しては米軍から供与されたアメリカ製車両、とりわけM36駆逐戦車の設計が多分に参考にされた模様である。

1974年(昭和49年)に74式戦車が採用されるまで560輌が生産され、2000年(平成12年)に全車が退役した。

なお全くの余談であるが、61式開発当時は旧陸軍の戦車閥も多数が生き残っており、彼らは長砲身76mm砲を搭載した重量25tの軽戦車を望んでいたと言われる。

しかしこの姿勢には主に機甲科が猛反発。超低姿勢のSTA-1から後の制式化された61式の原型といえるSTA-4まで複数種類、そして数十台の試作車が開発、製造、比較試験の末に、最終的には「車高2.5m以下、90mm砲搭載、重量35トン」という要求仕様を満たした最終試作型が正式採用され量産化に至っている。

また本ゲームでは105mm砲が装備可能であるが、これは74式の開発が始まる前、新型戦車開発案(のちの74式)の対案として存在した61式に105mm砲を装備させる火力増強案を再現したものと思われる。


参考になれば幸いです😃

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